びわ温灸療法後の体調好転反応について

びわ温灸を始めて間もない人で、まれに「体がだるい」「眠くて仕方がない」などの症状を訴える人がいます。

 

一見症状が悪化したように映るこの現象は、身体の自然治癒力が働きだし、体内に沈積していた毒素が追い出される際に起こる一時的苦痛で、いわば「闘いのシグナル」とみることができます。

病気のため、身も心もガチガチに固まった状態がびわ温灸によって次第にほぐれ、いろいろな不調が一気に噴き出してきたようなものなのです。

 

一言でいえば、病気の状態から健康を回復する時の転換期的症状で、通常「体調好転反応」と呼ばれており、漢方の言葉では「めんけん反応」と言います。これは副作用ではありません。

 

体がだるい、眠くなるといった程度の症状ならば特に問題はなく、そのままびわ温灸を続けても差し支えありません。

 

ところが、3~4日、あるいは1~2週間くらい経ってから症状が現れる場合があります。

例えば、吹き出物ができる、痛みが増す、下痢が続く、吐き気をもよおす、微熱がでる、虚脱症状に陥るなどです。

一般的にこれらの症状は、薬の乱用が激しい人や病気が重い人、病歴が長いといぅった方に多く見られる傾向があります。

 

こうした症状が現れた場合に、驚きあわてて「びわ温灸は自分にあわない」と早合点する必要はありませんが、回数や時間を少なくするなどの工夫が必要です。

なお、どうしてもこれらの症状が改善しない場合にはしばらく温灸を中止するか、経験豊かな専門家や医師のなどへ相談をおすすめします。